面談の前に転職エージェントに会う前に、確かめておくこと

コンサルへの転職

コンサル未経験は門前払いか|MyVisionの面談前に確かめたこと

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先に結論

未経験は前提として扱われています。門前払いにはなりません。ただし面談が役に立つのは、直近の仕事について「何を任されて、どう進めて、どうなったか」を、社内でしか通じない言葉を使わずに話せる人です。

最大の利点 開催中の選考会とセミナーの一覧が、申し込まなくても読めます。企業名、応募資格、締切まで出ています。自分の経歴で参加できる回があるかを、先に自分で確かめられます。

この記事で決められること 今日申し込むか、一覧を見てから決めるか、今回は見送るか。

申し込みボタンを押すと外部の公式サイトへ移動し、その先で生年月日や氏名を入力します。何を入力するかは、後半の「リンクを押した後に起きること」で書きます。

未経験8割は、どういう8割か

トップページに「コンサル未経験 82% / コンサル経験あり 18%」と出ています。注記は「MyVisionの支援実績における2025年1月〜12月の統計データより」。※1

2025年の1年間に同社が支援した人のうち、コンサル経験がなかった人が82%だった、という意味です。応募した人の82%ではありません。

「支援実績」が何を指すのか(相談まで含むのか、内定まで進んだ人だけか)は、公式サイトの表示からは分かりませんでした。

それでも、分かることが1つあります。未経験であることは、この会社では例外扱いではない。未経験だから相手にされないという心配は、ここでは外していいと思います。

「平均年収UP額」の見方

転職エージェントのサイトには、たいてい平均年収UP額が出ています。MyVisionは156万円です。

この種の数字は、どの会社のものでも、注記に対象と期間が書かれています。ここでは、こうなっています。※1

※1 2026年1月に内定承諾し、弊社経由で年収アップを実現した方の平均値

内定を承諾して、なおかつ年収が上がった人の平均、という意味です。注記がきちんと書かれているぶん、確かめやすいほうです。業界には、対象も期間も書かずに金額だけ出しているサイトもあります。

自分に当てはめるときに見るのは、金額そのものより、自分と近い経歴の人がどうだったかです。そこは面談で聞けます。

看板に出ている数字を、注記ごと並べておきます。

看板の数字注記に書いてある対象・期間
平均年収UP額 156万円2026年1月に内定承諾し、年収アップを実現した人の平均
転職支援実績 No.1厚生労働省の人材サービス総合サイトによる、2025年度(2025年4月〜2026年3月)のコンサル特化エージェント同士の実績数の比較
Google口コミ ★4.82025年9月16日時点
コンサル未経験 82%2025年1月〜12月の支援実績の統計
書類選考通過率 83%注記は見つけられなかった。対象期間と分母は未確認

書類選考通過率については、「ご利用の流れ」のページに「一般的にコンサル転職の書類選考通過率は50%程度と言われています」という記載もありました。※3 自分の場合はどうなのかが知りたいところなので、ここは面談で聞くのが早いと思います。

申し込まなくても読める、選考会とセミナーの一覧

ここが、いちばん使えるところだと思います。

「受付中の特別選考会・セミナー」というページがあり、登録も申し込みもなしで読めます。※2 確認した時点では、1ページ目に12件が並び、ページ送りは12ページまでありました。

1件ごとに、こういうことが書いてあります。

掲載1件に出ている情報

  1. 開催する企業名(アビームコンサルティング、アクセンチュア、Dirbato など実名)
  2. 開催日と時間
  3. 応募期限。確認した12件は、すべて16:00締切。開催日の3〜9日前に置かれていました
  4. 当日のプログラム(会社説明、座談会、面接の有無、面接の回数)
  5. 応募資格(例:システム開発の経験2年以上/大卒以上・社会人3〜13年・法人営業経験)

応募資格が書いてあるのが大きいところです。自分の経歴で参加できる回が1つでもあるかを、面談を申し込む前に、自分で確かめられます。

もうひとつ。掲載されていた中には「当社への応募意思は不問で、どなたでもご参加いただけるイベントです」「イベントへの参加は、応募意志も必要ありません」と明記された回がありました。一方で、1DAY選考会には「書類選考通過者」が対象で、エージェント経由の日程調整を前提にしたものもありました。※2

同じ一覧の中に、性質の違う2種類が混ざっています。気軽に見に行ける回と、選考そのものの回です。ここを取り違えると、心の準備がないまま面接に座ることになります。

カウンセリングで何が起きるか

公式の「ご利用の流れ」は5段階です。※3

公式に書いてある流れ

  1. お申し込み 経歴と志向に合わせて担当が割り当てられる。希望の担当者がいれば申込時に書ける
  2. カウンセリング ヒアリングと、コンサル業界の概要説明。「今は転職しない」という選択肢を提案することもある、と明記されている
  3. 企業紹介 200社1,000ポジション以上から、本人と話し合って受ける企業を決める
  4. 選考対策 書類添削と、想定問答集+模擬面接の二段構え。模擬面接の相手は元コンサルタント
  5. 面接・内定 選考スケジュールの設計と、内定後の条件交渉

面談そのものの所要時間、オンラインか対面か、その場で求人が出るのかは、公式サイトの表示からは分かりませんでした。

事例集のページもあります。※4 金額の大きさより、年齢と前職が自分に近い人が載っているかを見るほうが早いと思います。ただし今回、掲載内容の集計はしていません。

リンクを押した後に起きること

この記事の下にあるボタンは、MyVisionの公式トップへ移動します。求人一覧が開くわけではありません。

公式トップの右上に「無料 転職相談をする」というボタンがあり、これを押すと申込フォームへ移ります。※8 記事の下のボタンからは、まずトップページに着きます。

フォームで確認できたこと

最初に聞かれること 「STEP 1 基本情報を教えてください」として、誕生日を年・月・日で選ぶ画面から始まります。

その後 「次へ」で進む形式で、途中にお名前とメールアドレスの入力欄があります。どちらも必須の印が付いています。

全部で何段階か 未確認です。選択して先へ進まないと、次の画面に何が出るか表示されません。今回は送信も選択もしていません。

所要時間・面談の形式・送信後の連絡手段 公式サイトの表示からは分かりませんでした。

このサイトが受け取るもの ありません。当サイトは氏名、電話番号、勤務先、年収を収集していません。入力先はすべてMyVisionです。

フォームを送信するまで、申し込みは完了しません。トップページを見て閉じても、こちらには何も残りません。

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未経験の自分に紹介できるファームと、選考が始まる時期を確認する

今は申し込まないなら、先に選考会の一覧を開いて、自分の経歴で参加資格のある回が1つでもあるか見てください。1つも無ければ、今週動く理由もありません。

公式サイトでは分からなかったこと

推測で埋めません。確かめられなかったのは、次の4つです。

上の2つは、面談の最初の5分で聞けます。

面談で聞く5つ

聞くときは、主語を会社ではなく自分にします。「その数字の根拠は何ですか」ではなく「私の場合はどうですか」です。同じことが分かるうえに、担当者も答えやすくなります。

そのまま使える質問

  • 私と同じくらいの年齢と職種で、直近1年に決まった方は何人くらいいますか
  • 今の私の経歴で、いま受付中の選考会に参加資格があるものはありますか
  • 私と近い経歴の方だと、書類選考はどれくらい通っていますか
  • 私の場合、応募から内定までどれくらいの期間を見ておくべきですか
  • 今は動かないほうがいいと考える条件があるとしたら、私の場合は何ですか

最後の1つは、聞いておくと後が楽になります。公式サイトに「今は転職しないという選択肢も提案する」と書いてあるので、※3 そのまま聞いて構いません。

エージェントの実績は、自分で見に行けます

これはMyVisionに限らず、どのエージェントにも使えます。

有料職業紹介の事業者は、職業安定法にもとづいて、厚生労働省の人材サービス総合サイトで実績を公開する義務があります。※5 公開されるのは、たとえば次のものです。

MyVisionが看板に出している「支援実績No.1」も、注記を読むとこのサイトの数字を使った比較です。※1 元データは、誰でも同じものを見に行けます。

面談の前に、5分でできること

  • 人材サービス総合サイトを開く(※5)
  • 職業紹介事業者を、事業所名か許可番号で探す
  • MyVisionの許可番号は 13-ユ-314719(会社概要に記載)※6
  • 就職者数と、6か月以内の離職者数を見る。広告の数字と違って、全事業者が同じ定義で届け出ている

担当者の説明を、あとから照らし合わせられます。

最も近い代替と、比べ方

コンサル業界に特化した転職エージェントは、他にもあります。代表的なのがムービンで、公式サイトに許可番号 13-ユ-040418 を掲げています。※7

ただし今回、他社の中身は同じ深さで確かめていません。だから「MyVisionのほうが良い」も「他社のほうが良い」も書きません。

代わりに、比べ方だけ置きます。上の人材サービス総合サイトで、許可番号を入れて2社を並べてください。看板の数字は各社が自分で決めた対象と期間で作られているので、そのままでは比べられません。同じ定義で届け出ている数字なら、並べられます。

確かめられた違いは1点です。MyVisionは「未経験82%」をサイトの前面に置き、未経験者を主な対象にしていることを自分から示しています。※1 未経験からコンサルを見る人にとっては、その入口の近さが違いになります。

使う条件、使わない条件

使う コンサルを本気で見ていて、直近の仕事を「何を任されて、どう進めて、どうなったか」の順で話せるなら、申し込む価値があります。理由は年収の数字ではなく、選考対策のほうです。模擬面接の相手が元コンサルタントで、想定問答集とセットになっている。※3 ここは独学で埋めにくいところです。

使わない 「今の職場が嫌だ」以外に動機が言えない状態なら、まだ早いです。面談で最初に扱われるのは経歴と志向で、そこが空のまま行くと、相手の質問に答えるだけの時間になります。平均年収アップ額だけを理由に動くのも、同じことになります。

保留にする 迷っているなら、決めるのは選考会の一覧を見てからで間に合います。※2

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未経験の自分に紹介できるファームと、選考が始まる時期を確認する

今は申し込まないなら、先に選考会の一覧を開いて、自分の経歴で参加資格のある回が1つでもあるか見てください。1つも無ければ、今週動く理由もありません。

出典

※1 MyVision トップページ(2026年8月16日確認。平均年収UP額156万円と注記、転職支援実績No.1と注記、Google口コミ★4.8と注記、コンサル未経験82%/経験あり18%と注記、書類選考通過率83%、200社以上、入口の2分岐)

※2 MyVision 受付中の特別選考会・セミナー(2026年8月16日確認。ページ送りは12ページ。1ページ目に掲載の12件について、応募期限・応募資格・当日のプログラム・応募意思の要否を確認)

※3 MyVision ご利用の流れ(2026年8月16日確認。5段階の流れ、カウンセリングの内容、「今は転職しない」という提案の記載、選考対策の中身、200社1,000ポジション以上、「一般的にコンサル転職の書類選考通過率は50%程度と言われています」の記載)

※4 MyVision コンサル転職成功事例集(2026年8月16日確認。ページの存在のみ確認。掲載内容の集計は今回していない)

※5 厚生労働省 職業紹介事業者による情報提供(職業安定法第32条の16第3項)/人材サービス総合サイト(2026年8月16日確認)

※6 MyVision 会社概要(2026年8月16日確認。有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-314719、従業員数388名)

※7 ムービン(2026年8月16日確認。許可番号 13-ユ-040418 の掲載を確認。サービスの中身は今回確認していない)

※8 MyVision 無料転職相談フォーム(2026年8月16日確認。公式トップの「無料 転職相談をする」からの遷移先。最初の画面が誕生日の選択であること、お名前とメールアドレスが必須項目として置かれていることを、送信せず画面上で確認。選択して先へ進む操作はしていないため、全体の段階数と各段の質問は未確認)