面談で何を聞けばいいか分からない|そのまま使える質問と言い回し
先に結論
質問は多くなくて大丈夫です。5つで足ります。
コツは1つだけ、主語を会社ではなく自分にすることです。「その実績の根拠は何ですか」ではなく「私の場合はどうですか」。同じことが分かるうえに、相手も答えやすくなります。
この記事で決められること 面談で使う質問と、返ってきた答えの受け取り方。
聞きにくいのは、性格の問題ではありません
初対面で、相手は仕事として話を聞く人で、こちらは何を聞いていい場なのかを知らない。この条件がそろえば、誰でも聞きにくくなります。
面談は、その場の進め方が公開されていません。手順の分からない場に一人で入れば、口が重くなるのが普通です。
だから、性格を変える必要はありません。聞くことを先に決めて、紙かメモアプリに置いておくだけで解けます。読み上げても失礼になりません。
主語を入れ替えると、角が取れる
聞きたいことは同じでも、主語が会社だと詰問に聞こえます。主語を自分にすると、相談になります。
| 知りたいこと | 主語が会社(きつく聞こえる) | 主語が自分(そのまま使える) |
|---|---|---|
| 実績は本当か | その実績の根拠は何ですか | 私と同じくらいの年齢と職種で、直近1年に決まった方は何人くらいいますか |
| 紹介先はあるのか | 求人は本当に持っていますか | 今の私の経歴で、いま応募できる求人はどれくらいありますか |
| 通過率は妥当か | 書類通過率は盛っていませんか | 私と近い経歴の方だと、書類選考はどれくらい通っていますか |
| どれくらいかかるか | 平均何か月かかりますか | 私の場合、応募から内定までどれくらいの期間を見ておくべきですか |
| 今動くべきか | 今は転職市場がいいんですか | 今は動かないほうがいいと考える条件があるとしたら、私の場合は何ですか |
右の列は、そのまま声に出して使えます。考えて言い換える必要はありません。
そのまま使える質問5つ
面談で読み上げて構いません
- 私と同じくらいの年齢と職種で、直近1年に決まった方は何人くらいいますか
- 今の私の経歴で、いま応募できる求人はどれくらいありますか
- 私と近い経歴の方だと、書類選考はどれくらい通っていますか
- 私の場合、応募から内定までどれくらいの期間を見ておくべきですか
- 今は動かないほうがいいと考える条件があるとしたら、私の場合は何ですか
5つ目は聞きにくく感じるかもしれませんが、聞いて構いません。今は動かないほうがいい人に無理にすすめない、という方針を掲げているエージェントもあります。その場合、これは方針どおりの質問です。
返ってきた答えを、どう受け取るか
質問より、こちらのほうが大事です。答えの中身ではなく、答えの形を見ます。
答えの形で分かること
具体的な数や事例が出てきた 自分に近い層を実際に担当している可能性があります。次に進む材料になります。
「人によります」で終わった 悪い担当者とは限りません。ただし、その場では判断材料が増えていません。もう一段だけ「近い方だと、どのあたりが多いですか」と聞き直します。
質問をそらされた、話題が求人紹介に戻った こちらの条件より、進めることが優先されている可能性があります。急いで決めない理由になります。
「今は動かないほうがいい」と正直に言われた 見送る判断が、根拠つきで手に入ったということです。時間は無駄になっていません。
答えが薄かったときは、その場で結論を出さなくて構いません。「持ち帰って考えます」で終われます。
一言だけ足すと、ずっと楽になる
聞きにくい質問には、頭に短い一言を付けます。これだけで印象が変わります。
- 差し支えなければ、〜を教えていただけますか
- ざっくりで構いませんので、〜はどれくらいでしょうか
- 答えにくければ大丈夫ですが、〜は分かりますか
付けたうえで、質問の中身は変えません。やわらかくするのは前置きだけで、聞くことは削らないのがコツです。
面談の場で、その場で決めなくていい
面談は契約ではありません。応募先を決める場でもありません。断る言い方も先に用意しておくと、当日の負担が減ります。
終わり方の言い回し
- 今日は情報をいただくところまでにしたいので、応募は持ち帰って決めます
- 求人票を送っていただいて、内容を見てからご返事します
- 今は情報収集の段階なので、進めるかどうかは来週までに決めます
その場で押し切られる心配があるなら、開始時に「今日は情報収集で来ました」と先に言っておく手もあります。最初に伝えておくと、後から断るより負担が軽くなります。
準備は、この記事の分だけで足ります
質問5つを控えて、前置きの言い回しを1つ覚えて、終わり方を1つ決めておく。準備はここまでで十分です。
自分の経歴をどう話すかで詰まっている場合は、経歴がうまく話せない|自分の言葉に直す3つの型が使えます。オンラインでの面談が初めてなら、初めてのWeb面談で見落とすことも先に読んでおくと、当日の心配が減ります。
どのエージェントで受けるかを決めていない場合は、各社の記事で、面談の申し込みで何を入力することになるかまで確認できます。