断る・保留する・担当を変えてもらう|そのまま使える言い方と文面
先に結論
断るのに、理由の説明は要りません。「今回は見送ります」で終わります。
まだ決めていないだけなら、断らずに済みます。「保留」と「辞退」は別の言葉で、伝え方も違います。
担当者が合わないときは、変更を頼めます。断られることもありますが、頼むこと自体は失礼になりません。
この記事で決められること 場面ごとの一言と、そのまま送れるメール文面。
断りにくいのは、言葉を持っていないからです
その場で断ると角が立ちそうで、かといって曖昧にすると話が進んでしまう。この板挟みが、断りにくさの正体です。
先に言葉を用意しておけば、その場で考えずに済みます。 以下は場面ごとに分けてあります。使うのは1つで足ります。
場面別の一言
| 場面 | そのまま使える言い方 |
|---|---|
| その場で応募を勧められた | 持ち帰って決めます。今日は決めないつもりで来ました |
| 求人を紹介されたが興味がない | 今回は見送ります。ご紹介ありがとうございました |
| 条件が合っていない | 希望と少しずれているので、今回は見送ります |
| まだ決められない | 少し考える時間をください。◯日までにご返事します |
| 連絡の頻度を落としたい | しばらく検討したいので、ご連絡は◯週間後でも大丈夫です |
| このエージェントを見送る | 今回は他の方法で進めることにしました |
| 担当者が合わない | 進め方について、一度ご相談させてください |
どれも、理由を足していません。足さないほうが短く終わります。
その場で応募を勧められたとき
面談の流れで「では出しておきますね」と言われることがあります。ここで止めたい場合は、はっきり言って構いません。
いったん持ち帰らせてください。求人票をいただければ、家で読んで返事します
「持ち帰る」は、断ることとは違います。相手にとっても不自然な返事ではありません。
その場で押し切られそうな空気になったら、期限を自分から出すと止まります。
今週中にご返事しますので、それまで待っていただけますか
保留と辞退を、言い分ける
まだ決めていないだけなのに「見送ります」と言ってしまうと、話が終わってしまいます。逆に、断りたいのに曖昧にすると、連絡が続きます。
使い分け
保留したいとき 「◯日までに決めます」と、期限を付けて伝える。期限があると、相手も追いかけずに待てます。
辞退したいとき 「今回は見送ります」と、はっきり言い切る。理由は不要です。
やめるかどうかも決めていないとき 「しばらく活動を中断します。再開するときにこちらから連絡します」
3つ目は、関係を切らずに止められる言い方です。後で再開する可能性があるなら、これが楽です。
担当者が合わないとき
進め方が合わない、希望を聞いてもらえない、連絡の仕方が合わない。こうした場合、担当の変更を頼めます。
頼み方は、人を否定しない形にすると通りやすくなります。
進め方について、一度ご相談させてください。希望と紹介いただく求人にずれを感じています
恐れ入りますが、担当の方を変えていただくことは可能でしょうか
変更できるかは会社の体制によります。断られることもあります。 その場合は、そのエージェント自体を見送る判断もできます。
言いにくければ、担当者本人ではなく、問い合わせ窓口へ送る方法もあります。窓口の連絡先は、登録時のメールに書かれていることが多いです。
そのまま使えるメール文面
件名は短くて足ります。本文も、これ以上長くする必要はありません。
求人を見送るとき
件名:ご紹介いただいた求人について
◯◯様
お世話になっております。◯◯です。
ご紹介いただいた求人ですが、今回は見送らせていただきます。お時間をいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
保留したいとき
件名:ご返事の期限について
◯◯様
お世話になっております。◯◯です。
いただいた件、もう少し検討したく、◯月◯日までにご返事いたします。お待たせして申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
面談の日程を変えたいとき
件名:面談日程の変更のお願い
◯◯様
お世話になっております。◯◯です。
◯月◯日にお約束していた面談ですが、都合により変更をお願いできますでしょうか。◯月◯日以降でしたら調整できます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
活動を止めるとき
件名:今後のご連絡について
◯◯様
お世話になっております。◯◯です。
今回は転職を見送ることにしました。ご対応いただきありがとうございました。
今後のご連絡は不要です。よろしくお願いいたします。
理由を書く欄はありません。書かなくて問題になりません。
返事をしないまま放置しない
いちばん負担が大きいのは、返事をしないまま連絡が来続ける状態です。断るより、放置のほうが疲れます。
一言送れば終わります。上の文面をそのまま使って構いません。
断ったあとのこと
見送ったからといって、次に使えなくなるわけではありません。時期が変わって再開するとき、また連絡できます。
だからこそ、断り方を丁寧にしておくと後が楽になります。丁寧というのは、長く書くことではなく、はっきり短く伝えることです。
面談で何を聞くかはそのまま使える質問と言い回し、どこからが応募になるかは相談と応募の境目、連絡手段の指定は登録したあと、連絡はどう来るかにまとめてあります。